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2024年10月03日 15:00更新
大分保護観察所の薬物再犯防止のプログラムに覚せい剤の密売人が参加し受講生に渡した疑いがあることが分かりました。
受け取った受講生は覚せい剤を所持し使用したとして大分地裁から実刑判決を受けています。
大分市の大分保護観察所では薬物の使用などで執行猶予の判決を受けた人などを対象に薬物依存から立ち直らせる「薬物乱用防止プログラム」を行っています。
このプログラムに参加していた執行猶予中の50歳の男が2023年12月、同じ講座を受講していた人物から覚せい剤を受け取っていたことが分かりました。
■男はその後 懲役3年の実刑判決
受け取った男は覚せい剤を使用、所持していた罪で2024年9月に大分地裁で懲役3年の実刑判決を言い渡されています。
保護観察所によりますとプログラムはグループで薬物の危険性などを学ぶもので事前に受講生の裁判記録などを把握しグループ分けを行っていて密売人と使用歴がある人物を一緒のグループにしないようにしていました。
また参加者同士、名前を明かさず、連絡先を交換しないなど対策がとられていたということです。
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