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>>266
そうだよ
アメリカはユダヤも同然
【アメリカ大統領選 望月麻美キャスター現地報告③】ユダヤ系ロビー団体 影響力は
公開：
2024年9月18日(水)午後2:46
NHK
大統領選挙でも大きな争点になっているイスラエル政策に、影響を与えようとしているのが、アメリカ最大のユダヤ系ロビー団体、AIPACです。
その舞台となっているのが、大統領選挙と同じ日に投票が行われる、連邦議会選挙です。イスラエルに批判的な候補を落選させ、自分たちの立場を代弁する候補を多く当選させることで、新たな政権の政策にも、影響力を持とうとしているのです。
今回、現地で取材を進めると、AIPACの活動によって、いまアメリカ政治の中で、イスラエルに批判的な声を上げにくくなっている実態が浮き彫りになりました。
AIPACは、親イスラエル政策を掲げる政治家を議会に送り込むことを、活動の目的の1つにしています。
今回の連邦議会選挙の予備選挙で、AIPACの支援を受けて勝利した候補者は、民主党・共和党あわせて322人にのぼります。
・“民主主義の問題”との指摘も
アメリカのユダヤ・ロビーの実態を長年取材してきた、「ガーディアン」紙のクリス・マクグリール記者です。
AIPACは、自分たちの立場を代弁する候補者を議会に送り込むという目的を巧みに隠しながら、選挙に影響を与えているといいます。
「AIPACが広告に投入する資金は、ガザやイスラエル関係ではなく、他の問題で攻撃するために使われます。資金源が"親イスラエル組織"であるのを有権者は知りません。メディアが明かさなければ表に出ないのです」
マクグリール記者は、こうしたAIPACの活動が、アメリカの政治家の間に、イスラエル批判を控える雰囲気を醸成していると指摘します。
「AIPACは、金で口止めしています。AIPACは、議員がイスラエルを批判しないように脅します。選挙に勝ちたいなら、に攻撃されAIPACに攻撃されたくないでしょう。これは、民主主義の問題です」