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玉川村が阿武隈川の乙字ケ滝周辺に整備した複合型水辺施設「乙な駅たまかわ」が28日にオープンした。
施設は世界的建築家の隈研吾さんがかつて手掛けた旧飲食店を再設計したもので、自然豊かな景観と調和するようふんだんに木材を使い、ぬくもりが感じられるデザインとなった。
国道118号線に面する2階部分には観光案内所、カフェやベーカリー、村内物産品のコーナー、阿武隈川に面する1階部分は地元玉川村に生まれたクラフトビール、県産牛のステーキなどが味わえ、自然を感じながらゆっくりできるリバーサイドフロアとなる。
またサイクリングやカヌー利用者の休憩場所を設けた。
オープニングセレモニーでは国会議員や周辺自治体首長らが出席し、須釜泰一村長が「地域資源を生かした自然と調和する施設を積極的に利用していただき、成長させてください」とあいさつ、関係者のテープカットとくす玉割りし、愛称命名者の黒木光治さん、小林勝広さん(ともに村内)に記念品を贈った。
隈さんが「国立競技場のデザインの原点となる思い出ある建物。玉川村の魅力を全国、世界に発信できる」と語った。
続きは阿武隈時報 2024/09/30
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