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国際社会から経済制裁を受けているはずのロシアでなぜ…
ウクライナ侵攻後のロシアで「予想外のバブル」が起きていた
フィナンシャル・タイムズ(英国)
Text by Courtney Weaver and Anastasia Stognei
://courrier.jp/news/archives/377189/
※かなりの長文のため本文から抜粋
>対ウクライナ戦争が長期化するにつれ、戦時下にある防衛産業が好況で給与が上昇すると、民間企業も同様に給与を上げないと、深刻な人材不足のさなかに労働者を呼び込めなくなった。
>ロシア連邦統計局によると、実質賃金は14%近く上昇し、財・サービスの消費はおよそ25%の伸びを見せている。
>ロシアのマクロ経済分析・短期予測センター(CAMAC)によると、2024年は実質賃金がさらに3.5%、実質可処分所得も3%の上昇が見込まれている。
>失業率については、2022年には7%から8%に達すると予測されていたが、2024年4月時点で2.6%と、ソビエト連邦崩壊以降で最低となった。
>たとえば、織工の月収は2021年12月時点で250ドルから350ドルだったが、いまや月1400ドルだ。長距離トラック運転手の平均収入は、前年比で38%増えた。
>西側諸国の制裁とロシア政府による資本統制の影響で、富裕層の資金が国内にとどまっているため、ラグジュアリー分野が好調だ。
>多くのロシア人が、家計は上向いていると感じている。家計について「良い」と回答したロシア人は13%を超え、ロシア連邦統計局によれば、1999年の統計開始以来、最高となった。
>また、「悪い」あるいは「非常に悪い」と回答した割合は史上最低で、それぞれ約14%と1%だった。
>所得がもっとも大きく変化した層は、軍関係者とブルーカラー、およびグレーカラーの労働者だ。宅配業者の現在の収入は月20万ルーブル(約31万円)で、国内の一流科学者で構成されるロシア科学アカデミーの会員と肩を並べている。