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神奈川県茅ケ崎市立小学校で男子児童から性被害を受けた女子児童が、加害児童と接触しないよう求めていたにもかかわらず、学校側が行事で被害者と加害者を鉢合わせさせてしまった問題をめぐり、盛山正仁文部科学相は24日の閣議後会見で、学校や市教委の対応について「不適切であったと言わざるを得ない」と指摘した。
市教委によると、5月に校内で2年生の女児に6年生の男児3人が近づき、少なくとも1人が体を触ったという。学校は両者が接触しないよう対策を取ることなどを決めたが、避難訓練で、教員の誘導のもと2年生が6年生の教室に移動した際、女児が男児と居合わせた。女児は体調を崩し、その後10日間欠席した。
さらに、学校側が保護者や市教委の了解をとらないまま、男児3人の反省の心情などを女児に伝えたという。女児はその後、心的外傷後ストレス障害（ＰＴＳＤ）と診断された。
市教委の性被害・加害の対応…（以下有料版で、残り668文字)
朝日新聞 2024年9月25日 19時30分
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