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京都市がこのほど発表した2023年の観光総合調査では、外国人宿泊客が大幅に増え、市が重視する宿泊観光が一定定着したことが明らかになった。だが、宿泊によって滞在日数が増えても、外国人観光客が特定の観光スポットに集中する傾向は変わらず、新型コロナウイルス禍を経ても、市民生活に影響を及ぼす「オーバーツーリズム」の解消は見通せないままだ。
インバウンド(訪日客)の増加に伴い、一部地域で市民が市バスに乗れなかったり、ごみの不法投棄が相次いだりする問題が発生。市は場所、季節、時間という三つの「分散化」を掲げ、右京区京北や左京区大原など市周辺部の観光振興を図る「とっておきの京都」や、朝と夜の観光PRなどに取り組んできたが、特定地域への集中を防ぐことはできていない。
新型コロナ禍を経た23年はどうだったか。観光総合調査のアンケート結果では、外国人観光客の訪問先は清水寺(東山区)が66・6%と最も多く、二条城(中京区)57・1%、祇園周辺(東山区)51・3%、伏見稲荷大社(伏見区)50・1%と続いた。19年の調査でも、清水寺、二条城、伏見稲荷大社が上位を占めていた。
23年の外国人宿泊客は535万7千人と過去最高で、市内を訪れた外国人観光客の75%が宿泊したことになり、19年(42%)を大幅に上回った。しかし、滞在日数が増えても「定番」の観光スポットを選ぶ傾向は変わっていない。
全文はソースで 最終更新:9/7(土) 18:24
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