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※2024年9月2日 13:35 (2024年9月2日 19:54更新)
日本経済新聞
2日午前8時50分ごろ、広島市中区の「中島土谷クリニック」から「異臭がする」と院内で連絡があった。職員が確認し、患者らを避難させた。約40分後に119番通報。クリニックを運営する医療法人によると、2種類の薬剤が混ざり、塩素ガスが発生したとみられる。
体調不良を訴えた9人が近くの病院に入院し治療を受けたが、命に別条はないという。
記者会見を開いた医療法人の土谷治子理事長は「透析装置を消毒する消毒剤の補充の手順に誤りがあった」と説明。酢酸と次亜塩素酸ナトリウムが混ざり、ガスが発生したとした。
9人のうち、透析を受けに来た患者2人を含む7人が軽症、補充をしていた職員ら2人が中等症という。当時、クリニックにいた計約140人が全員避難。透析を受けられなくなった患者の一部も病院で処置を受け、経過観察のため入院した。
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