“収入”月10万円…電気代不安で酷暑に耐える日々 生活保護世帯のエアコン事情 [おっさん友の会★]at NEWSPLUS
“収入”月10万円…電気代不安で酷暑に耐える日々 生活保護世帯のエアコン事情 [おっさん友の会★] - 暇つぶし2ch1:@おっさん友の会 ★
24/09/02 11:17:50.14 yR554iCx9.net
体温前後の危険な暑さが続く中、経済的理由でエアコンを設置できず、酷暑に耐えている人たちがいる。
厚生労働省は2018年度から生活保護世帯の一部に対しエアコン購入費の支給を認めるようになったが
制度からこぼれ落ちる世帯もあり、自治体による救済策にも差が生じている。 (山田育代)
●自治体救済策広がらず
 総務省消防庁によると、全国の夏場の熱中症による救急搬送は毎年4万~9万人で推移している。
厚労省の人口動態統計では、22年に熱中症で死亡した人は1477人。
東京23区内を都監察医務院が分析したところ、同年に屋内で死亡した232人の8割超がエアコンを使っていなかったという。
【中略】
6畳一間の室内は、午後6時を過ぎても気温34度、湿度80%を超えていた。
 「今日はまだ風があっていい」。福岡市の隆之さん(60代)=仮名=は7年前にこのアパートに入居して以来、備え付けのエアコンの電源を一度も入れたことがない。
電気代が不安なのだ。夜も玄関を開け放って風を通し、気温が少し下がる明け方に眠りにつく。
年金と生活保護を合わせて月10万数千円、そこから家賃3万9千円を支払う。電話を持っていなかった時に「信用性が低い」と入居審査に落ちたため、スマホを購入して通信費がかかるように。
ガスは契約せず、冬も冷たいシャワーで済ます。エアコンを使う隣人の電気代が月6千円以上と聞くと、手を出せない。
1日に何度も水浴びをしたり、冷やしたスプレーボトルで体に水を吹き付けたりして扇風機に当たっている。
両親を早く失い、きょうだいはいない。ほぼ見えなかった左目は40代で失明。
アルバイトで食いつないだものの、椎間板ヘルニアで働けなくなり、十数年前から生活保護を利用する。
国は倹約してエアコンを使うよう呼びかける。でも「普段から欠けたところを穴埋めするような生活」で、やりくりには限界を感じる。

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西日本新聞 2024/09/02 9:40#
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