24/08/24 00:05:08.55 Rxnr9vfp9.net
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11月のアメリカ大統領選に向けた民主党の全国党大会は21日、3日目を迎え、ミネソタ州のティム・ウォルズ州知事が副大統領候補の指名を受諾した。
下院議員になる前は高校のアメフト監督だったウォルズ知事は、「Coach Walz(ウォルズ監督)」と書かれたプラカードで埋め尽くされた会場を前に、
「今は第4クオーターで1ゴール負けているが、次はこちらのオフェンスだから、ゴールへ突き進む」と力説。
11月5日の投票日まで残された76日間で徹底的に闘おうと、会場を埋める民主党関係者を盛り上げた。
カマラ・ハリス副大統領に選ばれるまではアメリカ国内でも知名度の低かったウォルズ氏は、ネブラスカ州の小さな町で生まれ育ち、
17歳から24年間にわたり陸軍州兵として仕えたことや、ミネソタ州で公立高校の社会科教師とアメフトコーチを経て、生徒たちに促されて連邦議会の下院議員を目指したのだと語った。
「40過ぎの高校教師で、小さい子供たちがいて、政治経験ゼロで資金もないまま、共和党が強力な選挙区から出馬」したものの当選した知事は、
「公立校の教師を絶対に甘く見ないほうがいい」と力説。これに会場の人たちは大歓声を上げた。
「小さい町で育つというのは、住民がみんなお互いを支え合うということだ。考え方が違ったり、どうやって祈るか、だれを愛するかが違っても、同じご近所さんなんだ。
お互いがお互いを支え合う。全員に居場所があって、何かしら貢献する責任が全員にある」という自分の基本的な考え方を知事は説明した。
下院議員としての12年間で多くを学んだ後にミネソタ州知事になった自分は、中産階級のための減税や医療費削減、犯罪対策や安価な住宅提供に取り組んだと説明。
さらに「うちの州の子供は全員、学校で朝食と昼食が食べられるようにした。よその州が学校で本を禁止している間、うちの州では学校で飢えを禁止していた」のだと言うと、
再び大きな歓声が上がった。
■「余計なおせっかいはやめろ」
さらに、ミネソタ州では女性が生殖に関して自ら選ぶ権利を保護したと説明し、
※略
ウォルズ知事は、共和党が女性の生殖選択権を奪おうとしていると警告。妊娠の人工中絶だけでなく不妊治療にも介入しようとしていると述べ、
自分と妻グウェンさんが第一子の娘ホープさんを授かるために不妊治療で苦労した経験をあらためて語った。
そのうえで知事が「ホープ、ガス、グウェン。みんなは私の世界の全てだ」と会場の家族に語りかけると、
中でも高校生の息子ガスさんは涙ながらに立ち上がり「あれが僕の父さんだ」と拍手していた。
知事は、自分の家族をどうやって作ったかこの場で語ったのは、この選挙の大きなテーマが「自由」だからだと説明。
共和党が「自由」と言う時は国民の医療に介入し、大企業の横暴を許すという意味だが、自分たち民主党は
「自分や愛する人のためにより良い生活を作る自由、自分の医療は自分で決める自由。そして、子供たちが学校の廊下で撃たれて死なずに済む自由」を意味すると述べた。
自分は「多くの共和党議員より射撃が上手だ」と続けた知事は、自分は武器の保有権を保障する憲法修正第2条を支持するものの、
「第一の責任は子供たちの安全を守ることだ」として、「子供たちへの責任、お互いへの責任、みんな一緒に築いている未来への責任が、それが一番大事なことだ」と主張。
「自分が望む人生を誰もが自由に築くことのできる、そういう未来を私たちはみんなして築いている」のだとも述べた。
知事は共和党のドナルド・トランプ候補について「リーダーとは何か」わかっていないとして、
「1日中たえず他人を侮辱したり、何もかも他人のせいにするのは、リーダーじゃない。リーダーとは、働くものだ(中略)
だから自分はあの連中について、もうページをめくる用意ができる」と述べ、「もう後戻りしない」と会場と共に連呼した。
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