24/06/23 10:15:01.22 ZSjM86Y40.net
>>372
<事例:SSRI訴訟>
抗うつ剤の新薬であるSSRIは、若年層が服用すると、むしろ希死念慮や暴力性が高まる。
ところが、グラクソスミスクラインはこの副作用を隠蔽。
米国政府の食品医薬品局(FDA)は当時、この情報を知っていたにもかかわらず、何も対策をとっていなかった。
・これを知ったデイビッド・ヒーリー博士は論文にデータをまとめ専門誌に投稿したが、次々に拒絶された
・製薬企業の弁護士はヒーリー博士を「変人」「いんちき科学者」と罵倒
・副作用で情緒が不安定になった患者に、精神科医は「境界性人格障害」のレッテルを貼った
結局、グラクソスミスクラインは違法マーケティングを認めて30億ドルの和解金を支払った。
SSRIの認可は、日本より欧米が先行していた。
欧米でSSRIに対する批判が高まっていた頃、日本ではSSRI販売促進のための「うつ病はこことの風邪キャンペーン」が行われていた。
その最中である2004年、日本うつ病学会が発足した。
日本うつ病学会の前進組織は2003年にできた「うつ病アカデミー」という研究会だった。
うつ病アカデミーにカネを出していたのはグラクソスミスクラインだった。
何が言いたいのかと言うとですね、政府の厚生機関も医学論文誌も医学会も中立公正なんかじゃないってことです。
そして、メディアの論調が統一されている時は要注意なのです。