24/03/03 13:39:05.52 9T60kjJ60.net
>>297
その現国王が、汚職などの罪で海外に亡命していたタクシンに恩赦を与えた。(>>292参照)
タクシンは元祖ドゥテルテと言われ麻薬撲滅キャンペーンと称して
麻薬密売の嫌疑を掛けられた3,000人に近い人々を超法規的に殺害した。
このようなアンチ大麻主義者で大悪人のタクシンに
国王がお墨付きを与えた影響は大きい。
昨年の総選挙の主な論点は『王室に関する不敬罪の廃止』
『軍事政権への批判』『タクシン派の復権』であり、
大麻は単に政争のネタに使われたに過ぎない。
『王室に関する不敬罪の廃止』を掲げて、総選挙で第一党になった前進党は、
『不敬罪の廃止』を掲げていたために、保守勢力から大批判を浴びて、
『不敬罪の廃止』は廃案となり、第二党以下が連立政権を組む事により
第一党のピタ党首は首相になれなく、政権からも追われた。
以上述べてきたように、国王がタクシンにお墨付きを与えて、
『王室に関する不敬罪の廃止』が廃案になった事が
今後もタイの政治に与える悪影響が大きい。
現国王のやっている聞くも汚らわしい生活は、国民から批判されたくなく、
保守勢力は、そんなドイツに住んでいる現国王でも、
『国民の為を思っている優秀で偉大な国王』として崇めている。
タイの政治は極めて前近代的で民主主義を呈していない。