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航空機と鳥の衝突 高周波の音で防ぐ新装置 関西３空港に設置｜NHK 関西のニュース
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03月01日 17時26分
航空機と鳥が衝突する、「バードストライク」を防ぐため鳥が嫌がる高い周波の音を活用した新しい装置が関西の３つの空港に設置されました。
この装置は、岡山理科大学の辻維周 教授が民間の会社と協力して開発しました。
鳥が嫌がる１０キロヘルツから３０キロヘルツの高い周波の音を半径２００メートルの範囲で出すことで、鳥を機体に近づかせない効果があるということです。
この装置は、１日、関西の３つの空港に設置され、関西空港では、辻教授がみずから滑走路横の緑地に、音を出すスピーカーと電源となるソーラーパネルやバッテリーを設置しました。
航空機と鳥の衝突は「バードストライク」と呼ばれ、機体が損傷したり、エンジンが停止したりして、深刻な事態を招くおそれがあります。
関西の３空港の運営会社によりますと、それぞれの空港では年間２０件前後のバードストライクが起きていて、これまでは、空港職員が滑走路周辺をパトロールして鳥を追い払っていたということです。
（略）
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