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能登半島地震が起きて間もない1月7日から10日間、石川県七尾市の避難所で、ある炊き出しが行われた。毎日夕食の時間に、日替わりメニューで食事が提供された。
初日は、八宝菜ならぬ「十一宝菜」に、春雨のとろみスープ、鶏胸肉のピリ辛あえ、わかな入りご飯の献立。栄養バランスがよく、主食、副菜、汁物をそろえた炊き出しは、口にするのはカップラーメンが主だった被災者に喜ばれた。10日間でのべ3550人が味わった。
この炊き出しに取り組んだ主な団体は、食べられるのに捨てられる食品を、必要とする人に届けるフードバンク活動をする「セカンドハーベスト・ジャパン(2HJ)」(東京都台東区)と岡山県のNPO法人「災害支援団Gorilla(ゴリラ)」。2月にも七尾市の別の避難所で7日間、2回目の炊き出しを行った。
活躍したのが、冷凍カット野菜だ。被災地では水の確保が難しい。すでにカットされた野菜なら、洗う必要がなく、切るなどの作業量も大幅に減る。
ゴリラの代表理事茅野匠さん(51)は、「カット野菜はとても助かった」と話す。たとえば煮込み料理では、野菜を切る時間が減る分、煮込み時間が増えた。また、より多くの野菜を使うことができたり、スタッフの休憩時間を作ったりすることにもつながったという。
この冷凍カット野菜はどこからきたのか。
2HJでは日ごろ、宅食サー…(以下有料版で,残り905文字)
朝日新聞 2024年3月1日 8時30分
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