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名刺管理サービスに不正アクセス疑い 会社員逮捕 投資勧誘に悪用か
2024/2/9 12:27(最終更新 2/9 12:27)
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法人向け名刺管理サービスを利用する企業のアカウントに不正アクセスし、名刺情報を閲覧したなどとして、警視庁サイバー犯罪対策課は9日、東京都渋谷区の不動産会社社員、片岡和真容疑者(37)=東京都台東区小島1=を不正アクセス禁止法違反容疑で逮捕したと発表した。
サイバー犯罪対策課によると、片岡容疑者は名刺管理サービスを提供する「Sansan」(渋谷区)の社員になりすまし、「2段階認証の設定に必要なため、IDとパスワードを送ってほしい」とメールを送信するなどし、取引先など十数社からアカウントのログインに必要な情報を入手していたとみられる。
実際になりすましのメールなどを送る作業は部下3人にやらせていたとされる。2022年ごろから、クラウド上に保存された400万件以上の名刺を閲覧できる状態にし、不動産投資の勧誘などに利用していた疑いがあるという。
逮捕容疑は22年11月、取引先だった空調設備業者の男性社員にSansan社員を装ってメールを送り、名刺管理サービスアカウントのIDとパスワードを入手。23年2月、男性のアカウントを使って不正アクセスしたとしている。「(指示していたとされる)部下がSansanの名刺データを持っていることは知っていたが、指示はしていない」と容疑を否認しているという。
片岡容疑者は不動産の営業で知り合った取引先や、Sansanを利用している企業の社員を狙い、偽のメールや電話でアカウント情報を引き出していたとみられる。