24/01/15 12:37:13.79 VdzK+8xI9.net
困ったことがあっても誰にも相談できない。異変があっても誰にも気がつかれない。
孤立する高齢男性の問題はどこにあるか。仕事をしている中年の男性は本当に孤立や孤独感と無縁なのか。
東京都健康長寿医療センター研究所研究部長の小林江里香さんと考えました。【聞き手・須藤孝】
◇退職した後に交流する人はいるのか
―中年の男性にも孤立の問題はあるのでしょうか。
◆仕事で交流があるから問題ないと思われていますが、本当にそうなのか、ということです。
もともと高齢男性は女性に比べて孤立しやすい問題は指摘されていました。
しかし、高齢になってからの孤立は、その前の中年期に問題があるのではないかということです。
今、仕事で交流があっても、仕事以外であるのか。退職した後に交流する人はいるのか。早めになにかしておく必要がある、という視点です。
◇「働いているから大丈夫」ではない
―自分は働いているから大丈夫と思うのではないでしょうか。
◆関係も多様性があるかどうかです。仕事以外の関係がない人はリスクが高いのです。複数のつながりがあったほうがよいのです。
今、仕事で大変だとは思いますが、他の関係もそろそろ考えましょうということです。
―仕事をしているうちはなかなか難しいと思います。
◆私自身も今、仕事をしていてそう思ってしまう部分はあります。
ただ月1回ぐらいなら地域での活動に参加してもいいと思う人はいるようです。
まったく参加していない人よりは、年に数回でも参加していた人のほうが、退職後、月に1回以上参加している傾向があります。
―まったく参加しないよりは良いのですね。
◆仕事を辞めた後に増やすこともできます。徐々につながりを持っていけばよいと思います。
受け入れる地域の側も、緩やかな参加を許容することが大切です。
地域活動の担い手の高齢化が問題になっていますが、現在は60代でも働いている人が多いので、働く人が参加しやすい工夫が必要です。
続きはYahooニュース 毎日新聞 2024/01/15
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