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馳知事は10日、県内で災害関連死が確認されていることについて、「可能性のある高齢者や要支援者は速やかに1.5次、2次避難所に運ぶことが、災害関連死の防止につながる」と述べました。
県内では10日時点で203人が犠牲となっていて、このうち、珠洲市の6人、能登町の1人が震災後に災害による負傷の悪化や身体的負担の疾病のため亡くなったとみられる災害関連死だったことが明らかになっています。
志賀町では地震によってやけどをした5歳の男の子が救急車で搬送されず、内灘町の医療機関への入院も断られ、地震発生4日後の1月5日に亡くなったとされていて、医療逼迫も懸念されます。
馳知事は5歳の男の子が亡くなったことについて「医療機関に優先順位はどうなっているか聞きたいと思うと同時に、緊急時のオペレーションをどう判断したかチェックが必要」としました。
1/10(水) 10:57 テレビ金沢
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