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12月22日、ウクライナ南部のロシア軍占領地域上空において、ロシアの最新戦闘爆撃機Su-34が一気に3機もウクライナ軍に撃墜されました。
さらに、3日後の25日にも1機のSu-34がマリウポリ方面で、1機のSu-30SMが黒海上空で撃墜されました。
撃墜された5機は、いずれもSu-27系統の新鋭機で、ロシア軍にとっては極めて大きな損害です。
この損害を受け、現在、ロシア軍機はウクライナ南部における活動を低下させています。
兵力不足により、苦しい状況が続いていると伝えられていたウクライナ軍にとっては、この上ない朗報でしょう。
※略
■ ロシア軍の“無理押し”か
では、本題のロシア軍側の被害急増の原因を考察してみたいと思います。
まず最も単純なものとして、ロシア軍が高性能機を使って“無理押し”しようとした可能性が考えられます。
ロシア軍の地上部隊は、ここ最近、ドネツク方面で無謀とも言える突撃を繰り返しています。
占領地を広げるための攻撃と見られていますが、上で指摘したヘルソン方面でのウクライナ軍が渡河して確保した橋頭堡を活用しないよう、
ドネツク方面への兵力誘引を作為して、無理をしてでも攻勢に出ている可能性も考えられます。
大量の死傷者が出ることを前提とした、人海戦術と呼ぶに近い攻撃ですが、そこまでの作戦を行う状況ですから、航空機にも無理をさせている可能性は考えられるのです。
ただし、既に述べたように、新鋭機5機の相次ぐ損失は、ロシア軍としても許容できるものではないようで、既に航空攻撃を控えるようになっています。
■ 電子戦能力の相対的低下
12月22日の撃墜は、パトリオットによる迎撃だったと明らかにされています。
25日のマリウポリ方面のSu-34撃墜も、パトリオットか別の地対空ミサイル(SAM)によるものでしょう。
黒海上でのSu-30SMの撃墜については、航空機によるものである可能性も考えられますが、全体としてみるとSAMによって撃墜されていると言えます。
航空機が、SAMの脅威のある場所を飛行する際、SAMの位置や種類が事前に判明していれば、SAMを回避することはそれほど難しくありません。
当然、SAMの側とすれば航空機が接近するまで位置の秘匿に努めます。
そして、中長射程SAMの場合、レーダーが必須であるため、レーダーを使用した段階で、航空機には、SAMが存在することが露見します。
航空機には、レーダーに捕捉されたことをパイロットに知らせるためのレーダー警報受信機(Radar Warning Receiver、以下「RWR」)が搭載されています。
ただし、適切に警報を発するためには、脅威となるレーダーの情報がRWRに設定されていなければなりません。
Su-34、Su-30SMともに、ロシア軍の新鋭機であり、高い性能をもつ航空機です。パイロットも精鋭が乗り込んでいることでしょう。
機体の性能としても、パイロットの技量としても、適切な回避操作ができない可能性は低いはずです。
それでも撃墜されている事実は、パイロットに適切な警報が出されていない可能性が考えられます。
一瞬の判断が生死を分ける状況で、適切な脅威情報がなければ、高性能機に精鋭が乗り込んでいても、素人が搭乗している場合と大差ない結果となるのです。
ただし、ロシア側の電子戦能力が低下しているとしたら、その理由については判然としません。
ウクライナ側が高機動ロケット砲システムHIMARSなどを使用し、ロシアの電子戦機器を優先的に狙っていた事実があるため、
そうしたことへの対策に専門家が狩り出されてしまっている可能性は考えられます。
■ ロシア軍の脅威となっているSAMとは
ロシア軍の被害急増に最も重要かつ大きな影響を与えていると思われる事象は、ウクライナ側のSAMの多様化と“フランケンSAM”の存在です。
※続きはソースで
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