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>>132
続
大塩平八郎の乱『檄文』2
ただでさえ、重い年貢や賦役に苦しんできた多くの人々は、このような無体な強要に追いまくられ、
出費がかさみ、貧困に苦しめられるようになってしまった。
いまや、上層部の者たちを恨まない人は一人もいなくなってしまった。当然である。
同じような苦しみに、江戸はもとより、全国の人々がのたうっている。
天皇陛下も、足利時代以降、隠居同然に追いやられている。武家を罰する権利すら陛下にはない。
下々の者たちが不満を訴えようにも、訴える先はまったくないのである。世の中は乱れきっている。
民の恨みに呼応して、天も怒っている。
近年、地震、火災、山崩れ、洪水等々の自然災害が頻発するようになった。
そして、ついに、食糧危機までもが発生してしまった。 これぞ、天が下している深い戒めである。