23/03/27 20:50:13.80 xLTcoDnv0.net
>>478続き
カルフーンが考えるところによれば、
それは「社会」が発展して
新しい「ルール」が定められたからだという。
皆で集団生活するというルールが出来上がり、
皆と一緒に食事しなければならないという
ルールが出来上がっためだとされる。
ただ個人的な考えは少し異なり、ネズミたちの社会に
「中心」となる場所が設定されたためではないかと思われる。
巣箱なら256個もあるのだからどこでも空いているところに住めばいい。
しかしたった1個の巣箱に集まって暮らすのは、
その家がネズミたちの「国家」における「首都」とみなされ、
他の土地とは異なる「価値」があるという共通認識が出来上がり、
その価値に引き寄せられて
地方の住民が移住してきたためだとも考えられるのだ。
現代の日本でも同じ事が言えるだろう。
地方が廃れていく一方で、かつてないほどに
東京一極集中が進んでいるからだ。
若い世代ほど人口の多い場所に移住したがる傾向がある。