23/03/27 20:39:37.81 xLTcoDnv0.net
>>428続き
施設の都合上、繁殖スペースを大きくとることができず、
それが個体数を抑制していると考えたカルフールは、
これまでよりも遥かに大きく立体的で複雑な巣を作った。
2.7× 2.7メートルのスペースに
最大15匹が生活できる巣箱を256個設置。
更にそれらへ16本の垂直トンネルと
4本の水平トンネルで自由に出入りできるようにした。
水も食料もふんだんに切れ目なく与えられた。
ネズミにとって必要なものは全て用意された
複雑な構造の巨大な立体都市である。
この空間は理論値では全体で
3840匹のネズミが生活できる計算となる。
そこへ最初に4組のつがいのネズミを投入した。
アメリカ国立精神衛生研究所の協力のもとに行われたこの実験は
『UNIVERSE 25』と名付けられ、1968年~1972年にかけて行われた。