23/03/25 23:10:44.81 A4bPGhpl9.net
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欧州連合(EU)の執行機関・欧州委員会は25日、ガソリン車の販売を2035年以降も条件付きで認める方針を明らかにした。
二酸化炭素(CO2)と水素を合成して作る液体燃料「e―fuel」(イーフューエル)のみを使用する車両は販売できるようにする。
欧州委は21年7月、乗用車や小型商用車の新車によるCO2排出量を35年までにゼロにする規制案を発表した。
ハイブリッド車(HV)を含むガソリン車の販売を事実上禁止し、電気自動車(EV)や燃料電池車への移行を促す内容で、欧州議会も22年10月にEU加盟国と合意した。
しかし、自動車メーカーを多く抱えるドイツが今年2月、イーフューエルを使用する車両は認めるべきだと主張。
イタリアなど他の加盟国の一部も同調した。
イーフューエルは燃焼時にCO2を排出するが、工場などから出るCO2を原料とするため環境負荷が低く、脱炭素につながる燃料として期待されている。
ただ、ガソリンより割高になるという課題もある。