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岸田首相が掲げた「異次元の少子化対策」を巡り、自民党の世耕参院幹事長は、対策の財源について「国債という考え方もあり得る」との考えを示した。
世耕氏は、12日放送のBS番組で、生まれてくる子どもが「20年後、25年後には、立派な担い手となり納税者となってくれる」として、少子化対策の財源について、「国債でカバーするという考え方も十分あり得る」と述べた。
その上で、「国債でやるのか、税で対応するのか、保険制度か、議論をしていかなければいけない」と述べ、財源を巡る党内議論を進めたい考えを示した。
また、世耕氏は、「おそらく今世紀中に日本の人口が5000万人を切る極めて危機的な状況だ」として、「直ちに対策を打って行動しなければいけないぐらい切迫した問題だ」と指摘し、対策を講じる緊急性を強調した。
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