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使用済み砲弾破裂事故 隣のアパートの中から金属片
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※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いのでご注意を
先月、岩沼市の廃棄物処理会社で自衛隊の使用済みの砲弾が処理中に破裂した事故で、
隣接するアパートの中から金属片が2つ見つかったことがわかりました。
警察によりますと材質などから砲弾の一部とみられるということです。
この事故は先月28日、岩沼市下野郷にある廃棄物処理会社「北陽」で、
廃棄処理中だった自衛隊の使用済みの砲弾が破裂したものです。
砲弾は長さ27センチの円柱状のもので、作業員がガスバーナーで細かくしている際に起きました。
警察が周辺を調べたところ、会社の北側のアパートの壁に直径10センチほどの穴が開いていて、
アパートの中から金属片が2つ見つかったことがわかりました。
いずれも長さは10センチほどで、1つは壁を貫通したあと2階の洋室にある
クローゼットの木製の扉も突き抜け、クローゼットの中から見つかりました。
もう1つは換気扇の通気口から入りリビングの天井を突き破って、天井裏から見つかりました。
住民の20代の女性は当時、寝室にいてけがはありませんでした。
警察によりますと金属片は材質などから破裂した砲弾の一部とみられるということで、
会社の安全管理に問題がなかったかなど調べを進めています。
また、陸上自衛隊東北方面総監部によりますと砲弾は戦車や大砲で使われるアメリカ製の
75ミリのものとみられ、現在は使われていないということで、処理会社に引き渡された経緯などについて調べています。
03/03 17:14