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長距離攻撃の“秘策” 英ミサイルをウクライナ機に搭載 クリミア奪還でなく“孤立作戦”も【報道1930】
TBS2023年3月3日(金) 06:00
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ウクライナ侵攻 今後の戦況は奪還ではない… “クリミア孤立”作戦とは【2月27日（月） #報道1930 】| TBS NEWS DIG
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記事が長いのでガムテが要約、詳しくはリンク先へ。
英国王立防衛安全保障研究所 日本特別代表 秋元千明氏が二つの情報を日本へ報告
・英国製の長射程ステルス巡行精密ミサイル「ストームシャドウ」供与 射程250km クリミア大橋とクリミア軍事基地を射程
・高性能西側戦車部隊でウクライナ南部を制圧した後、次にクリミア制圧と違い補給路を断ちクリミアを孤立させる
一つ目
■英国製の長射程ステルス巡行空中発射ミサイル「ストームシャドウ」供与
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射程150kmのGLSBDではクリミア大橋には届かない
「これは、ウクライナが求めている戦闘機と長距離射程兵器、2つの供与をパッケージにした、一石二鳥のアイディア。
イギリスのスナク首相が言い出した」
先週、ミュンヘンで、スナク首相は「イギリスは、ウクライナに長距離兵器を提供する最初の国になるだろう」と述べている。
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ウクライナ軍は旧ソ連製航空機があり操縦もできる。ポーランドやチェコも旧ソ連製余剰戦闘機があり供与できる。
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今現在、英国技術者がウクライナで旧ソ連製航空機にストームシャドウを取付けられるよう改修中だ。
航空機で射程250km武器を携えてクリミアへ自由に接近できれば、クリミア大橋とクリミア軍港、空港、兵站補給路を攻撃可能。
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英国がクリミアへ長距離ミサイルを供与すると、続いて米国が長距離兵器を供与すると秋元千明氏は予想してる。
二つ目
■ウクライナ南部のロシア軍を制圧した後、クリミアのロシア軍の兵站を断ちクリミアのロシア軍を孤立させる。
・ウクライナ軍への夏の作戦提案と支援
ウクライナ東部のロシア軍へ旧ソ連製の兵器で圧力をかけてけん制したままの状態にする。
ウクライナ南部のメルトポリのロシア軍を西側兵器（レオパルト2）で軍事制圧し、
メルトポリ経由で運ばれるクリミアのロシア軍へ供給する兵站（へいたん）の補給路を遮断する。
（夏にまとまった数の高性能なレオパルト2重戦車を投入すれば、
ほぼ確実にロシア軍が占領中の南部メルトポリは制圧できるという見立ての上の予想だ。）
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クリミア大橋をソ連製航空機に搭載したストームシャドウで破壊し、クリミア大橋経由の補給路を遮断する。
クリミアのロシア軍の2大補給路を遮断して兵站を断ちクリミアのロシア軍を引きこもらせ孤立させる。
クリミアへのロシア軍の兵站補給路を遮断後、クリミアへの人道物資は輸送を許可する。
この情報を事前公開することでクリミアの民間人がほかの地域へ避難脱出することを促す。
兵站支援の豆知識
（元陸上自衛隊東部方面総監 磯部晃一氏解説）
仮に15万人のロシア兵が戦地の前線にいるとすると
1日一人当たり200kgの食糧燃料弾薬の補給物資が必要。
すると15万人で3万tの補給物資を毎日送る必要がある。
3万tを大型6tトラックで送ると毎日大型トラックが5千台必要になる。
この兵站が切れると軍は組織的な戦闘力を発揮できない。
大型トラックが5千台必要となると輸送路が大切になる。
兵站補給路は重要。
クリミアのロシア軍の2大兵站補給路を遮断すると
クリミアにいくらロシア軍の大軍がいてもクリミアのロシア軍は何もできなくなる。
ロシアはクリミアの不凍港が欲しかったのでロシアは経済的にも悔しがる。
クリミアのロシア軍が何もできなくなれば、
ウクライナが黒海で小麦粉と肥料を世界へ輸出する船舶の貿易も安全になる。