23/02/19 23:30:06.78 BDntUei70.net
>>416
家という装置は封建社会の日本人にとっては、その人が尽くすべき最小単位の公であったわけで、
それは有限の存在である人間にある種の永続性という果実をもたらしてくれたわけなんだけど
戦後のアメリカ型個人主義の流入によって、そうした封建的な家そのものが音を立てて崩れ去ってしまったんだよね。
それなのに戦後教育を受けてバリバリ個人主義に目覚めている団塊世代の親たちは
形骸化した日本式の封建制度(忠孝)でもって我が子を縛りつつ、自分自身は個人の幸せをアメリカ式に追及するという
いわば日米のいいとこ取りを、何の疑念も持たずに押し通してしまうワガママ老人に育っちゃったわけだ。
団塊世代の多くがその種の慎みを忘れた歪なモンスターであることを、より早い段階で的確に指摘する識者が出てこなかったことが、
ひきこもりを含めた種々の問題をここまで悪化させてしまった要員の一つなのではないかと思うよ。