盛岡の老舗百貨店「川徳」が経営再建へ 官民ファンドが新会社 今夏リニューアル [蚤の市★]at NEWSPLUS
盛岡の老舗百貨店「川徳」が経営再建へ 官民ファンドが新会社 今夏リニューアル [蚤の市★] - 暇つぶし2ch1:蚤の市 ★
23/02/07 07:59:06.27 0lMCxciH9.net
 盛岡市の老舗百貨店「川徳」が経営再建計画に乗り出している。官民ファンドが今春設立する新会社が事業を引き継ぎ、「川徳」の名と主力店舗を存続してリニューアルを推進。若者に人気のあるテナントや映画館を導入する予定だ。近年は郊外大型店の増加や新型コロナウイルス禍で売り上げが大幅に減っていた。3年程度で再建を進め、にぎわい創出の核としてサービス提供の継続を目指す。(盛岡総局・野界航也)

映画館や若者向け衣料が入居
 「生まれ変わる新・川徳」。創業156年の老舗が公表した経営刷新のコンセプトだ。買い物客に盛岡らしい上質な文化を体感してもらえる店づくりを発信していくという。
 融資する岩手銀行や北日本銀行、東北銀行などが有する債権の一部を中小企業支援ファンドのルネッサンスキャピタルグループ(東京)に売却。同ファンドの出資で4月1日に新会社を設立する。社長は岩手銀出身の荒道泰之氏が引き続き務め、外部から百貨店経営に精通した人材の登用を図る。
 新装開店は夏
 盛岡市菜園の本館、同市緑が丘のアネックスカワトクなど店舗は存続し従業員約300人の雇用も続ける。本館7階の催事スペースを活用し映画館が入る予定。フロアが異なる婦人服と紳士服の売り場の一体化、若者向けの衣服や雑貨ショップも入居する見込み。リニューアルオープンは今年夏ごろを計画する。
 担当者は「組織のスリム化を進め若手や女性を登用していく。来店者の満足度が高まるサービスの向上に取り組む」と話す。
 川徳は1866年、盛岡市鉈屋町で木綿商として創業。同市肴町での呉服店を経て1937年に百貨店の認可を得た。80年に現在の菜園に移転し、本館「パルクアベニュー・カワトク」としてオープン。同地区は市内随一の繁華街で、川徳は一帯のにぎわいづくりを担ってきた。
 ピーク時の売り上げは96年の約400億円。その後は減少が続き、東日本大震災が発生した2011年は約237億円。新型コロナ禍の影響もあり、21年は約170億円に落ち込んだ。

 菜園から東に約500メートルの肴町地区では再開発が進む。昨年10月に新盛岡バスセンターが開業。その南隣には、かつて川徳が店舗を構えていた場所に複合商業施設「monaka」が建設されている。
 両地区周辺には盛岡城跡公園や中津川のほか歴史的建造物も点在。観光や散策で訪れる人は多い。魅力ある商業施設が地区ごとにそろえば人の流れができ、経済効果が期待できる。新しい川徳が、そのけん引役となるのは間違いない。
 川徳を訪れた滝沢市の無職小田多恵子さん(77)は「歴史あるデパートに親しんできた住民は多い。高級感を残しながら地域が元気になるサービスを提供してほしい」と期待する。
 荒道社長は「文化的、創造的な価値を提供し続けられるよう、川徳の良き伝統を引き継いでいく」と強調している。
河北新報 2023年2月7日 6:00
URLリンク(kahoku.news)


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