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ウクライナ侵攻で…“手足を失う人”増加 義足“最短1日”を可能に 日本人の思い
テレ朝[2023/01/30 21:30]
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ロシアによるウクライナ侵攻で攻撃に巻き込まれ、手足を失った人が増えている。そうした人たちへ、義足を最短1日で作ることを可能にする日本人の活動に密着した。
(略)
■“現地で製造”検討「最初の1歩を踏み出してほしい」
ウクライナで義足の支援の活動を行っている徳島さんだが、早速動き出すそうだ。
徳島さんは、早ければ来月にも簡易的な3Dプリンターを持って再びウクライナ入りして、実際に足を失った現地の人たちの義足を試作する予定だという。
夏ごろには、足をスキャンするスマホアプリの試験運用も開始したいと話している。
そしてもう一つ、義足を少しでも早く届けるために、現地で製造工場を作ることを考えているという。
日本で義足を製造した場合、隣国ポーランドなどを経由してウクライナへ運ぶことになり、通関などに時間がかかるため1カ月近くかかってしまうそうだ。
そこで、徳島さんは、年内にも現地のNGOと協力して、ウクライナや隣国ポーランドに製造拠点をつくり、供給することを検討中だということだ。
こうした活動には、徳島さんがロシアによる侵攻で負傷した方への思いもあった。
「スマホさえあれば、戦闘の激しい東部で足を必要としている人でも、自分で足をスキャンすることができ、工場で作った義足を届けることもできる。
足を失った人が元の生活を取り戻すための“最初の1歩”をこの義足で踏み出し、頑張ってもらう気持ちになってもらいたい」と話した。