23/01/22 11:28:55.57 n1Y0q1Ml0.net
すぐれた人とパートナーになりたいという「幸福の追求」は非難されるどころか、むしろ「政治的ただしさ」の庇護のもとで、今後ますます勢いづくかもしれない。
たとえば「婚活」の場面などで、年収や取得している資格や容姿や家族構成などで相手を選別する行為も、大なり小なり同じ延長線上にある。
すでに市民社会レベルでは「誰しもすぐれた人間とのあいだに子どもをもうけたい」という「ポジティブな優生思想」が、自由の名の下で着実に浸透しているのではないだろうか。
この「ポジティブな優生思想」は結局のところ、劣った男性の子孫を排除するという性淘汰と表裏一体である。
ゴリラの社会では、もっとも強くたくましいオスが「アルファ」になってメスを独占し生殖を恣(ほしいまま)にするし、鈴虫の場合はもっとも高く太く安定した羽音を出すオスがメスに選ばれる。多くの動物で、オスはメスに「プレゼンテーション」し、自分がすぐれた子孫を残す能力をもった存在であることをアピールする。メスは群がるオスのなかから、もっともすぐれたオスを採用する。
そうした基本的な「性淘汰」の原則が、ホモ・サピエンスだけには例外的に当てはまらない、ということは特にない。
人びとは「新自由主義的」なパートナーシップ市場で「よりよい相手」を巡って際限のないえり好みを続けている。厳選すれば厳選するほどに、よりよい相手と巡り合える可能性が高まるのだ。
スマートフォンを起動し、マッチングアプリ、デーティングアプリを眺めて、より高い収入と学歴と身長をもつ、よりイケメンでより「ハイスぺ」なパートナーとの将来を望む
少子化の原因は選択肢が増えたことに伴う性淘汰の激化だよ
スマートフォンやSNSの普及が大きい
もちろん全世界で少子化してる
非モテに金を配っても少子化は改善しない
性的魅力がないからつがいになれないから
既にできたカップルが3人、4人生めるようにしないと少子化は改善しない
3人目以降に毎月10万円支給等の高額給付(又は大幅な控除の付与)をするしかない