23/01/11 16:10:09.43 U1InE10m9.net
内閣府の調査(2019年)よると、社会との交流を絶ち6ヶ月以上にわたりほぼ自宅で過ごす人の数は115万人といわれ、
潜在的な数を含めると200万人以上という専門家もいる。
「8050問題」とは、80代の親が年金や貯金を切り崩しながら50代のひきこもりの子を養うことを指し、ひきこもりの長期化、高齢化は深刻な社会問題だ。
何らかの原因があってふさぎ込み、それが常態化し、長引けば長引くほど社会生活に戻りにくくなる。
当事者はもちろんその家族の息苦しさ、絶望感は計り知れない。
そんな「ひきこもり」といわれる人たちの就労支援をする特定非営利活動法人「キャリアサポートセンター奈良」(奈良県橿原市)の
設立者で同センター理事長の山田政利さん(81)の経歴を知ると、同センターの特性が見えてくる。
同センター職員の坂健一さん(42)も20代30代とひきこもりを経験したが、ワーク・わくを利用して社会復帰を果たした。
「大学卒業後、大阪市内のパソコンの修理や販売をする店舗で働いていました。
仕事はハードでしたが、パソコンが好きで選んだ職場でしたので辛くはなかったです。
入社してから2年が経った頃、部署異動があってそこでの人間関係がうまく行かず……。
同時期に祖母が体調を崩し、病院の送り迎えをする人手が必要になり、それを理由に退職しました」
勤務先を退職した坂さんは、祖母の送り迎えで外出する以外はほとんど自室にこもってオンラインゲ