22/12/06 17:44:38.13 4DM+xkri0.net
世界じゅうで平均寿命が延びしているのに、アメリカの白人労働者階級(ホワイトワーキングクラス)だけは平均寿命が短くなっている。この奇妙な事実を発見した経済学者のアンガス・ディートンとアン・ケースは、その原因がドラッグ、アルコール、自殺だとして、2015年の論文でこれを「絶望死(Death orDespair)」と名づけた
絶望死が始まったのは1970年代で、1990年代以降に顕著になった。著者たちの試算では、非大卒白人の死亡率が他の先進国(あるいはアメリカ国内の他の集団)と同じように改善していれば生きていたであろう中年アメリカ人のうち、60万人が死んでいるという。絶望死は、1980年代初頭からのアメリカでのエイズ死亡者総数約67万5000人に匹敵する「パンデミック」
2017年には、15万8000のアメリカ人が絶望死した。これは「ボーイング737MAX機が毎日3機墜落して、乗員乗客全員死亡するのと同じ数字」