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警視庁捜査2課の男性警部補が飲酒ひき逃げ容疑「理由思い出せない」 逮捕されず書類送検、懲戒免職に
2022年7月22日 19時22分
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飲酒運転で人身事故を起こしながら逃走したとして、警視庁は２２日、自動車運転処罰法違反（危険運転致傷）と道交法違反（酒気帯び運転、ひき逃げ）の疑いで、捜査２課の男性警部補（５４）を書類送検し、懲戒免職処分とした。
書類送検容疑では、６月１日午後１０時１５分ごろ、東京都日野市百草の都道で、酒気を帯びた状態で乗用車を運転し、停車中の車に衝突。乗っていた５０代と２０代の女性２人に首をねんざさせるけがを負わせたが、そのまま走り去ったとされる。
同庁によると、警部補は勤務後に同僚と飲酒し、自宅の最寄り駅から車で帰宅する途中だった。１１０番通報を受けた日野署員が、百数十メートル離れた路上で停車していた警部補を発見。警部補は「飲酒運転した理由は思い出せない」と話しているという。
警視庁は逮捕せずに任意で捜査していた。同庁幹部は「罪証隠滅と逃亡の恐れがなかったため逮捕しなかった」としている。