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安倍元総理大臣の国葬を27日に控え、岸田総理大臣は26日午後から来日している海外要人との弔問外交をスタートさせます。
(政治部・湯屋あかね記者報告) 各国との会談は迎賓館でこの後、午後から3日間行われます。
岸田総理は、40近くの各国の首脳や国際機関のトップらとそれぞれおよそ15分ほど会談する弔問外交に臨みます。
初日の26日は、アメリカのハリス副大統領や、ベトナムのフック国家主席など10人の海外要人と会談し、ハリス氏とは夕食会も行います。
このなかで、岸田総理としても、安倍元総理の「外交的遺産を受け継ぎ、発展させていきたい」などと説明する見通しです。
一方、カナダのトルドー首相が国内の災害対応のため参列を急きょ中止したことでG7(主要7カ国)の現職の首脳の来日がゼロになるなど、当初の想定より、誤算も生じています。
こうしたなか、国内では国葬に反対する声も強まっています。
岸田総理としては、一連の会談を通じて、国葬の意義をアピールし国民の理解を得たい考えです。
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