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宮城 NEWS WEB
09月14日 10時47分
円安の長期化などの影響で、海外の工場で作られる国内向け製品の生産や輸送のコストが上昇していることから、仙台市に本社がある生活用品メーカー「アイリスオーヤマ」は、少しでもコストを抑えようと、中国で行っているおよそ50種類の製品の生産を国内の工場に移すことを決めました。
仙台市に本社がある生活用品メーカーの「アイリスオーヤマ」は、中国にある大連の工場で、主に日本向けにプラスチック製品などを生産しています。
しかし、原材料価格の高騰や円安の長期化の影響で、中国での生産や、日本への輸送にかかるコストが上昇していることから、衣装ケースなどプラスチック製の収納用品、およそ50種類の生産を国内にある3つの工場に移管することを決めました。
このうち、埼玉県深谷市の工場には、今月、生産に必要な6種類の金型が中国から到着し、生産に向けた準備を進めています。
中国から国内に生産を切り替えることで、およそ2割のコスト削減が見込めるということで、会社では今後、園芸や除雪用品の生産の移管も検討しています。
アイリスホールディングスグローバル経営企画部の小松健一郎マネージャーは「輸入商材の原価が上がり、収益性の低下が避けられない。お客様にとって、最もよい条件で商品が作れる生産地を柔軟に検討していきたい」と話していました。
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