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2022年8月9日 19:36
アラビア半島やアフリカなどの砂漠地帯に生息し、暑さには強いとされるヒトコブラクダ。そのラクダを飼育していた愛知・岡崎市の動物園でまさかの事態が起きました。
メスのヒトコブラクダのヒトミ(22)が死にました。死因は熱中症とみられているのです。
来園者
「ショックですよね」
暑さに強いはずのラクダが、なぜ…。
人間にすると約60歳というヒトミ。獣医師によると、先月末から食欲不振が続いた上、自分では立てない状態になっていました。
動物園は懸命に治療を続けていましたが、3日に息を引き取りました。死後、動物園が解剖して調べると、ある異変が見られたといいます。
岡崎市東公園動物園 獣医師
「体内の臓器などが熱にかかったときに出るような色だったりとか」
体内の温度が通常に比べて高かったことから、熱中症で死んだとみられるということです。
岡崎市東公園動物園 獣医師
「高齢であることと立てない、体力の低下があった上でそうなったのかなと」
暑い日が続いていた岡崎市。今月頭には35℃を超える猛暑日になっていました。年齢に加えて、暑さが熱中症とみられる症状を引き起こしたのでしょうか…。
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