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静岡 2022.05.26 18:57
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全国的にも珍しいSL専門の修理やメンテナンスなどを行う工場が、静岡・島田市内に建設されることになり、起工式が行われた。
島田市の新金谷駅近くにSL専門の修理工場を建設するのは、大井川鉄道のSLの修理やメンテナンスを担当する東海汽缶。26日は、建設地で、会社や工事関係者が出席して起工式を行い、工事の安全を祈願した。
新工場は鉄骨2階建て延べ床面積875平方メートルで、SL2機が同時に修理できるレーンを確保し、2023年1月完成をめざす。
(大井川鉄道 鈴木 肇 社長)
「SLのボイラーを修理できる会社は全国にあまりなくて、我々を含めて2社ほどしかない」「全国の仕事を受注していきたい」
完成後、最初に整備するのは2022年2月に兵庫県加東市から大井川鉄道が譲り受けた「C56型」を予定している。SL専門の修理工場は全国的にも珍しく、大井川鉄道をはじめ全国のSLの整備や復元を担う拠点になる。
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