22/05/21 13:54:47 rxnKn6jK0.net
天然痘流行は北米大陸全般でみられ、白人到着前、ネイティヴの人口は2000万人以上だったといわれているが、
20世紀はじめには25万人に減少してしまった。
おなじようなことが南米や中米でも起こっていた。
その後も、これらの地域では疫病がくりかえし流行し、億単位の人々が死んでしまっていた。
免疫などの抵抗力のない新世界の先住民に、ヨーロッパなどの旧大陸の天然痘をはじめ、
麻疹や結核、チフス、赤痢、それにアフリカから持ち込まれたマラリアや黄熱病がおそいかかったのだ。