22/03/13 23:11:03.14 yXzyNM4Y9.net
2022年1月15日に南太平洋にあるトンガの フンガ・トンガ=フンガ・ハアパイ火山で発生した噴火は広島型原爆の500倍以上もの威力で、島をほぼ完全に吹き飛ばしてしまうほどの規模でした。この噴火の影響で、59万回以上の落雷が引き起こされたと報告されています。
Analysing the volcanic lightning from the Tonga eruption
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Tonga underwater volcano eruption shattered two records | Live Science
URLリンク(www.livescience.com)
フンガ・トンガ=フンガ・ハアパイ火山はトンガの首都 ヌクアロファの約65km北にあり、トンガ・ケルマディック海溝からインド・オーストラリアプレートに沈み込むことで形成された「トンガ・ケルマディック弧」と呼ばれる海底火山列島の一部です。2022年1月15日にフンガ・トンガ=フンガ・ハアパイ火山から吹き出した約1800度のマグマが海水と接触し、大規模の水蒸気爆発を起こしました。
通常、海中での火山噴火はガスや煙を大気中に放出することはありませんが、1月の噴火はあまりにも規模が大きかったため、噴煙が大気中へ大量に噴出する珍しい例だったとのこと。その噴煙がどれだけ大きなものだったのかは、以下の記事を読むとよく分かります。
トンガの火山噴火はどれだけ大きかったのか?爆発の規模を世界各国に重ねるとこんな感じ - GIGAZINE
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NASAによれば、最初の爆発で生じた噴煙の高度は最高58kmほどで、 中間圏にまで達したとのこと。その後、火山からの二次爆風によって、火山灰・火山ガス・水蒸気が50km以上まで噴き上げられたそうです。そして、中間圏の下にある成層圏には噴き上げられたガスと灰が充満し、15万7000平方kmの広さにまで広がりました。
(後略)
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