22/02/25 13:07:36.50 fMR1ihLG0.net
ウクライナ人はコサック人の末裔。簡単にはやられない。
今のウクライナ、南ロシアの草原地帯にあった半軍事共同体になり、帝政ロシアの農奴制から逃れた農民や盗賊、没落貴族によって構成され部族になる。
農業と略奪を行い生計を立てていたが、地域に侵入してくる他の部族たちと戦うに連れ、組織だった戦闘を行う部族に成長する。彼らは正統派キリスト教徒の集団になり、ヨーロッパの最前線でイスラム教徒の侵略を防いでいた。その軍事力に目を付けた隣国のロシアやポーランドは彼らの自治を承認して、国境警備などに利用した。
しかし、ロシアは彼らの自治権を徐々に縮小していく。彼らは反乱を起こすも鎮圧される。19世紀に入り、ロシア革命で内戦が起こるとその機に乗じて独立を宣言するも鎮圧され、敗北。多くのコサック人が粛清対象になり死刑や流刑になる。
ウクライナ地域ではホロモドールによって多くの民が餓死する。残ったコサック人は第二次大戦でドイツ側についてソ連と戦うもドイツが敗れ、コサックの共同体は解体され、姿を消してしまう。