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【さきとく】わだちで道ガタガタ… 秋田市に除排雪の不満殺到
2022年1月25日 掲載 2022年1月25日 更新
除雪の進んでいない生活道路。わだちができ、車が走りにくくなっている=25日、秋田市八橋
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秋田市内の生活道路で除排雪が追い付かず、「こちらさきがけ特報班」に多くの不満の声が寄せられている。車のタイヤで踏み固められていた雪が雨や気温上昇の影響で溶け、各地で深いわだちが発生。市のコールセンターには「早く除雪してほしい」といった要望や苦情が相次ぐ。
市が開設している除排雪に関するコールセンターには24日、「早く除雪してほしい」「通行しづらい」といった要望や苦情が447件寄せられた。今季2番目の多さで、25日にも339件(午後5時現在)の要望があった。
21日以降まとまった降雪はないものの、23日の雨やみぞれなどの影響で路面状態が悪化している状況だ。
全市除雪、1回7億円…高額経費が課題
除排雪の要望が相次ぐ一方、高額の経費は財政面で課題となっている。市は限られた財源の中、天候の見通しなどを踏まえて除雪を行う道路を慎重に判断している。
市が除雪する対象は車道1906キロと歩道268キロ。全ての道路で一斉除雪を行うと1回目は約4億円、2回目以降は約7億円と多額の費用がかかる。住宅が密集する市街地は除雪した雪を置く場所が確保できないため、2回目以降は雪をトラックに積み込んで運び出すケースが増え、費用がかさむためだ。
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