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「白髪になったオオカミ少年」
オリックス シニア・チェアマン
宮内義彦
政府は十分な需要を生むだけの
積極的な財政出動をすべきです。
新型コロナウイルスの影響で
経済停滞が長引くなか、
少なくとも打撃を受けた分と
同額の財政出動はすべきだと考えます。
財務省や官庁エコノミストは
長年にわたり財政健全化を主張し、
政府の借金が増えれば
国債価格が急落して財政が破綻し、
日本経済が大混乱するとの
見方を示しています。
しかし20年余りこうしたことが
起きる兆候は全くなく、
国債の信用力は維持されています。
しかもどのようなメカニズムでこうなるのか、しっかり説明された記憶もありません。
イソップ物語の「オオカミ少年」のように、「今に国債価格が暴落するぞ」と脅し続け、
もう何十年もたってしまいました。
そんな「少年」ももはや白髪です。
財務省のいう「財政健全化至上主義」が
財政出動を最低限に抑え、
政治がこれに従ったことは
残念でなりません。
国債は永久債に
替えることもできるし……(以下略)