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- 暇つぶし2ch2:2週間くらい東京に滞在して総会巡りをしていた。これが楽しそうで自分も参加したいと思った」から。他にも時期や時間を気にすることなく、海外旅行や趣味のバイク旅行に行きたいという思いもあったという。 その後、リーマン・ショックで資産は半減するが、FIREへの思いは募り、11年3月、忙しい部署への異動辞令が出てすぐ退職を決意した。「辞めても食べていけるという選択肢を持つと、仕事に対する我慢の許容度が下がる。普通なら考えられないような理由だったと思う」と当時を振り返る。 退職後も運用を継続して資産を増やす 退職に際しては、固定費の徹底的な削減など家計を再点検したという。退職による年金・退職金の目減り分は安定高配当株からの配当で補填することとし、退職で使えなくなった保養所や健康診断といった福利厚生はリログループ、ベネフィット・ワン、バリューHRなどの優待で代替して支出を抑えた。 割安株・高配当株を中心とした投資も続けた。銘柄選びに時間が掛けられるようになったこともあってか、退職後の10年で資産は5億4000万円まで膨らんだ。現在は年1200万円、税引き後960万円の配当と株主優待とで生活費を賄っている。「配当は株価ほどは変動しない。普段は株価はあまり気にしていないし、安定した配当収入があれば運用益ゼロでも生活できると考えている」。5年後からは夫婦で年250万円の年金受給も始まる。経済的不安はない。 仕事を辞めた後、やること、行く所がなく困る人も少なくないが、かんちさんにはそんな心配はなさそう。退職後の数年は「遊ぶにも体力が要ることが分かった」というほど遊び回り、今も以前の職場のバイク仲間やテニス仲間、そして株仲間と交流しながら、日々楽しく忙しく暮らしている。 かんちさんは40年間の投資を振り返り、「割安株・配当株への投資は一見地味だが、家計を律して投資へ回す資金を増やし(=入金力を鍛える)、10年、20年とコツコツ続ければ、FIREできるだけの資産は築けると思う」という。また、還暦を迎え、残り時間の大切さも痛感している。「自由に使える時間は有限。子育てから解放されたら好きに生きた方がいい」と実感を込める。 (本間健司) [日経マネー2022年1月号の記事を再構成] 日経マネー 2021年11月26日 5:00 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOMC210MZ0R21C21A1000000/?n_cid=SNSTW005




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