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ノーベル賞大好きのくせにスレも立たなかったからな
スウェーデン王立科学アカデミーは11日、2021年のノーベル経済学賞を米カリフォルニア大バークレー校のデービッド・カード氏、米マサチューセッツ工科大(MIT)のヨシュア・アングリスト氏、米スタンフォード大のグイド・インベンス氏に授与すると発表した。授賞理由はデータ分析の手法を洗練させ、最低賃金引き上げなどの影響を確かめたことだ。
経済学は生身の社会問題を扱うため、自然科学のように繰り返しの実験ができない。このためカード氏らは似たような社会集団の動向を比較する手法を用いた。
代表的な分野が労働経済学で、カード氏は最低賃金の研究で知られる。1990年代の論文では同じ時期に最低賃金を引き上げた州と据え置いた州で、ファストフード店の雇用の変化に関するデータを集めた。
当時の経済学では、最低賃金を上げると経営者がコスト増を嫌って雇用を減らすとされていた。しかしカード氏らが2つの州の同じ業態の店のデータを比べると、雇用は減っていなかった。安部由起子・北海道大教授は「移民流入が低賃金労働者に悪影響を与えないことを確かめた研究でも知られ、幅広い分野で労働経済学の実証研究を発展させた」と指摘する。