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ツイッターの「デマ投稿」認定せず 立民・石垣議員が敗訴 東京地裁
判決などによると、昨年8月30~31日、石垣氏がツイッターに「安倍が死んでもなんとも思わん」などと書き込んだとするスクリーンショットの画像が計9件投稿された。
画像は同一のアカウントから投稿され、「すぐ削除されたツイートです。反省の意はゼロですね」などとコメントが添えられていた。
石垣氏は同28日、体調不良を理由に辞任を表明した安倍氏について「大事な時に体を壊す癖がある危機管理能力のない人物」などと投稿、
同日中に「疾病を抱えて仕事をする人々への配慮が欠けていた」と謝罪していた。中傷の投稿について石垣氏は「何者かが悪意を持って加工した」と主張、提訴していた。
判決理由で大浜裁判官は、問題の投稿について「石垣氏の政治家としての社会的評価を著しく低下させるものといえる」と指摘。
一方で「(石垣氏が)誤って投稿した可能性も否定できない」とし、デマ投稿だと認定するのは困難と結論づけた。
石垣氏の代理人弁護士は、産経新聞の取材に対し「事実と異なる認定がされたことは不本意で、控訴を検討したい」とコメントした。