21/10/03 21:49:27.20 EnFLaur70.net
政府が株価を上げる!などという目標を立ててそれを実現するために資金を
投じることは、自由主義経済では無くなることを意味する。
またそれは海外の投資家に、リスク少なく株を通じて金をくれてやるぞ
といっているのと同じことなのだ。
ではそのようなばらまきの原資は何かといえば、国民の資産と将来の税収・増税
なのである。
株価を上げるぞといってそれを実現すべく一方向に国が資金やら政策やらを
傾ければ、株を買える人間や組織が、株を買ってそれが十分に上がった
ところで売り抜ける際の値下がりリスクが減るのだ。あるいは小刻みに上がったら
売るでも良い。それならみんなで株を買えば良いのじゃ無いかというかもしれないが、
株に回せるお金を十分持っている人だけがゲームに参加できるから、ようするに
金持ち優遇政策なのだよ。そうやって金を使わないで株を買うマネーゲームに
注力していても、株価が上がったとしても、消費や実態の経済には関係がない。
結果として株価が上がるのではなくて、株価を上げることを目標にするのは
間違っている。そうして株価が上がっていることだけをもって,経済政策が
うまく行っていると強弁するのも狂っている。日本経済新聞のような株屋の
発想とか経団連の経営者の頭の中身に毒され過ぎている。株とか株価は
経済をうまく回すための道具ではあっても、経済政策の最終目標や成果ではない。