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2021年09月27日13時28分
【メリダAFP=時事】メキシコ南東部ユカタン半島に数千か所ある天然の泉「セノーテ」は昔から神聖な場所とされ、先住民マヤにあがめられてきた。人気の観光スポットにもなっているセノーテは今、大規模養豚場の脅威にさらされている。(写真はメキシコ南東部ユカタン半島ホムン村のセノーテ)
陥没した穴に水がたまったセノーテは、リビエラマヤ地区に迷宮のように広がる洞窟の一部を成している。それらの洞窟は、緑豊かなジャングルの地下の巨大な帯水層につながっている。
先住民はセノーテを飲料水にしており、「聖なる井戸」と呼ばれてきた。
ツアーガイドとして働く先住民のドロテオ・ハウさん(62)は「神の恵みであるこの地域は、ふるいのようなものだ。一帯の水はセノーテに流れ込む」と語った。
ハウさんは、アジアで急拡大する豚肉需要を賄うための養豚場により、セノーテが危機にさらされていると懸念する。「彼らは私たちが大切にしてきたものを破壊しようとしている」と訴える。
環境保護団体グリーンピースが2020年に公表した報告書によると、人口7500人のホムン村には257か所の養豚場があるが、このうち環境アセスメント(環境影響評価)を提出しているのは22か所にすぎない。
AFPはメキシコ環境・天然資源省にコメントを求めたが、回答は得られなかった。
複数の共同体の住民は、人里離れた場所にある養豚場が未処理の廃棄物をジャングルに捨てていると非難している。
「悪臭がひどくて息ができない」と、テオドリタ・レホンさん(71)は訴える。
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