21/09/27 07:22:50.48 qlqLajDD9.net
ドイツ連邦議会(下院、基本定数598、任期4年)の総選挙が26日投開票された。午後9時10分(日本時間27日午前4時10分)時点の選挙管理委員会の暫定集計によると、
中道左派・社会民主党が25.7%(前回2017年20.5%)、引退するメルケル首相が所属する中道右派のキリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)が24.5%(同32.9%)で大接戦となった。
選管の暫定集計によると、緑の党14.3%(同8.9%)だった。中道の自由民主党(FDP)は1.5%(同10.7%)、
排外的な右派政党「ドイツのための選択肢(AfD)」は10.5%(同12.6%)、左派党が5%(同9.2%)と続いた。
今後は上位2会派となるのが確実の社民党の首相候補、オラフ・ショルツ財務相(63)と、
CDU・CSUの首相候補であるアルミン・ラシェット氏(60)が「ポスト・メルケル」の座を争う展開となる。
社民党のショルツ氏は26日夜、党本部で支持者らを前に演説し、「多くの市民が、政権交代とショルツ次期首相を望んで社民党に投票したことは確実だ」と述べ、
社民主導による連立政権に意欲を見せた。
ラシェット氏も支持者らに「CDU・CSUへの一票は左派主導政権に反対する一票だ。
CDU・CSUが率いる政府の形成に向けて最大限の努力をする」と宣言した。
ただ、両者とも単独では過半数には届かず、緑の党やFDPとの連立交渉を成功させられるかがカギとなる。
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