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4)コロナウィルスは免疫を利用して感染できるので、ワクチンが効くとは限らない
コロナウィルスのスパイクタンパクは人間の細胞表面の受容体ACE2に結合します。
このためコロナウィルスは通常ACE2を表面にもつ細胞に感染します。
コロナウィルスに対する抗体があると、抗体に取り囲まれたコロナウィルスは食細胞マクロファージに捕食されます。
通常のウィルスはここでおしまいです。
コロナウィルスは食細胞に耐性で、捕食されたマクロファージ内で増殖できます。免疫系をハイジャックするわけです。
コロナウィルスに抗体を持つ人はコロナウィルスによりかかりやすくなり、
また感染した場合ウィルスの症状が暴走しやすくなります (抗体依存性感染増強; antibody-dependent enhancement [ADE])。
猫の実験ではコロナワクチンを打たれた個体はコロナの抗体を作る事が出来ましたが、
その後コロナウィルスに感染しやすく、症状も悪化しやすくなりました。
実験に使われた猫の多くはADEのために死亡しています。
荒川 央 (あらかわ ひろし)
1991年 京都大学理学部卒業
1996年 京都大学理学博士 (分子生物学、免疫学)
現在 分子腫瘍研究所 (ミラノ)
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