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29日投開票の自民党総裁選で、党員人気の高い石破元幹事長の支援が決まり、最有力候補に浮上した河野行革担当相。党内は“勝ち馬”に雪崩を打ちかねない状況だが、党の外では、既にあの抜け目ない男が河野氏への接近を狙っている。常に政権のそばに身を置いてきた“政商”竹中平蔵パソナグループ会長である。恥も外聞もなく、「脱原発」が持論の河野氏に猛アプローチだ。
・いきなり「脱原発」に言及
「竹中氏はこれまで原発についてほとんど言及したことがなかったのに、今年に入ってから『脱原発』を言い始めた。次期首相候補として河野大臣の存在感が増すのを見越し、“先物買い”で『脱原発』の姿勢を打ち出したとみられています」(永田町関係者)
実際、今年1月中旬、河野氏がワクチン担当相に就任するや、竹中氏は自身のユーチューブチャンネルで「大変注目すべき人事」などとヨイショ。2月にはツイッターで〈私は「脱原発」です〉と投稿。続けざまにユーチューブチャンネルで「原発はもうなくすしかない」と断言した。河野氏が小泉進次郎環境相とともに注力する再生可能エネルギーについても「開発に力を入れていく(べき)」と話している。
・東京五輪で業績は絶好調
16日発売の週刊文春によると、1~2月は〈エネルギー政策を中心に、河野氏が政権内で発言力を強めていた時期〉というから、竹中氏は河野氏の勢いを見て急接近したに違いない。
今月7日には日経新聞のインタビューで、総裁選の論点の一つとして「エネルギー、とりわけ原子力発電所の問題」と強調。「党内の世代交代を促す起爆剤になる可能性を秘めたテーマ」とし、あたかも“改革派”を自任する河野氏を意識したような言動だ。
「竹中氏といえば、小泉政権時代には構造改革や規制緩和を口実に民営化を推進。その後は政権中枢に入り込むことで政策決定に関与し、自らが関わる企業の利益拡大を狙ってきたのです。竹中氏は菅首相のブレーンでもありますから、河野氏のバックについても不思議ではありません。今後も何かしらの利益誘導を狙う可能性はあるでしょう」(政治評論家・本澤二郎氏)
パソナといえば、コロナ禍で持続化給付金事業、東京五輪では人材派遣を一手に請け負い業績は絶好調。2021年5月期決算で、グループ全体の純利益は前期比約11倍にも急拡大した。河野氏にくっつき、また“我田引水”を狙う気か。
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