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東京都町田市立小学校の6年生女児=当時(12)=が2020年11月、「いじめを受けていた」とメモを残し自殺したことをめぐり、
萩生田光一文部科学相は14日、「GIGAスクール構想」の先進事例として児童に配られたタブレット端末がいじめに使われたことを明らかにした。
「極めて残念な事実。重く受け止め事実関係を確認する」として問題点を解明し全国の教育現場に伝える方針を示した。
女児の両親は学校側に、端末のチャット履歴について開示を求めていたが「履歴は見当たらない」と回答しており、
いじめとタブレット端末の関連が、文科省の都教委、町田市教委への聞き取りで初めて明らかになった。
両親によると、児童同士がタブレット端末の画面上で女児の名前を挙げ「うざい」「お願いだから死んで」などと会話。女児もこれを見ていたという。
この小学校では、タブレット端末を20年度までに全児童に配布していた。
本年度から国が本格実施している「GIGAスクール構想」の先進事例としての位置づけがあったという。
自殺した小6女児の両親によると、女児が通った小学校では、児童に貸与したタブレット端末を起動する際のパスワードを「123456789」に統一し、
IDは児童の所属学級と出席番号を組み合わせたものにしていたという。
両親が同級生らに聞き取ったところ、端末上での会話について「自分が書いていないのに勝手に書き込まれた」「書いていた内容を消された」など「なりすまし」の被害を訴える複数の証言があったという。
両親は「他人のIDを