21/09/12 22:43:42.18 ws5T0Goq9.net
数十人の科学者からなる国際的な研究チームが、新型コロナウイルスのパンデミックにおいてデルタ株と言われる種が急速に流行している理由を明らかにする研究結果を発表しました。Nature誌に掲載された研究によると、デルタ株は、これまでの新型コロナウイルスに比べ、免疫抗体に対する抵抗力が強いうえ細胞に感染して自己複製する能力も高いとのこと。
研究ではワクチン接種者がデルタ株に感染した際に以前の亜種よりもより高い確率で周囲に感染を拡げてしまっていることもわかったとしました。
インドのCSIR Institute of Genomics and Integrative Biology(CSIRゲノミクス・統合生物学研究所)のAnurag Agrawal氏は、このような感染は、大半がワクチンをすでに接種した地域で静かにウィルスが感染を拡げ、いつの間にか基礎疾患を持つ人たちを感染させて重大な結果を招く可能性があると指摘しています。なかでもワクチン接種済みの医療従事者がデルタ株に感染するのが大きな問題で、その場合医療従事者自身は軽症で済むものの、自身が診ている基礎疾患を持つ人を感染させ重症化させてしまう恐れがあるとのこと。
そのためAgrawal氏は、早急に医療従事者の変異種に対するワクチン反応を高める方法を検討する必要があるとしました。またパンデミックが終息したあとにも、静かな感染拡大を防止するために、感染対策を続ける必要性がある可能性を示唆しました。
URLリンク(japanese.engadget.com)
URLリンク(www.n)